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あっと驚く!!医療・介護情報-2019/12/03

不規則な形状の動脈瘤にも対応可能な脳動脈瘤塞栓コイル「i-EDコイル」

背景

くも膜下出血は致死率が高い危険な病気

治療方法
  1. 開頭して金属製のクリップで破裂した動脈瘤を挟み込むことで動脈瘤からの再出血を防ぐ外科治療
  2. カテーテルを使って血管の内側から破裂した動脈瘤内に塞栓コイルを詰める血管内治療

→ 近年、血管内治療 が、くも膜下出血治療の第一の選択肢

血管内治療
  • 体への負担が少ない
  • 画像診断技術の向上により、未破裂の動脈瘤くも膜下出血発症前に発見数の増加
    塞栓コイルを使用し、破裂の動脈瘤の破裂を予防
i-EDコイル(カネカ)
  • コイルの柔軟性を世界最高レベルに高めた物(金属線の太さを最適化・構造の工夫)
  • 動脈瘤内にコイルをより高密度に詰められる
  • 動脈瘤の壁の一部が突出したような不規則な形状の動脈瘤にも対応
  • 動脈瘤の破裂のリスクを低減させることが可能
今後の展望
  • 動脈瘤に対する治療効果の向上が期待
  • 脳血管疾患用の血管内治療製品のラインアップ拡充
  • 診断や予防といった治療以外の領域に対するソリューションを提供

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