あっと驚く!!医療・介護情報-2019/12/09
誤飲による小児の窒息死が米国で劇的に減少
背景
- 家の中にある物を口に入れ、小児が窒息死
- 誤飲のリスクが最も高い年齢は、3歳未満
方策
1979年に施行された乳幼児向け製品の設計に関する法律
→乳幼児向けの製品に3歳未満の小児の気道の太さより小さな部品を使うことを禁止
結果
小児の誤飲による死亡数
1968年 → 10万人当たり1.02件(719件の死亡)
2017年 → 10万人当たり0.25件(184件の死亡)に減少
今後の展望
子供の窒息リスクについて親に認識させ、教育することが重要
常に子どもを見張っておくことはできないが、事故が起こる前に子供を守る対策が必要
+アルファ
- 気道を塞ぐ食べ物の代表格はホットドッグ、そのほか、ブドウやニンジン、球形のガム、丸くて硬いキャンディーなども小さな子どもにとって窒息の危険
- 小児の窒息リスクが高いもの:ゴム風船
→風船の破片や膨らませていない風船が喉の入口を塞いでしまうと、取り除くのは困難
http://www.qlifepro.com/news/20191209/death-from-suffocation.html
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